演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院でのPMX-DHP症例の検討

演題番号 : O-1049

畠山 卓:1、大久保 範子:2、佐賀 夏来:2、児玉 健太:2、柳原 悠:2、松岡 厚志:2、大沢 元和:2、松田 光喜:2、小林 久益:2、熊谷 誠:2、山岸 剛:1

1:秋田赤十字病院 内科、2:秋田赤十字病院 臨床工学課

 

【背景】PMX-DHP(以下PMX)が行われるようになり既に15年以上経過したが,その有効性の評価については依然議論がある【方法】2009年1月から2010年12月までの2年間,当院にてエンドトキシン(ET)血中濃度を測定された症例のうち,PMXを施行した15例について検討した【結果】PMX施行症例中男性10例,年齢は37~88歳(平均72歳).原疾患は穿孔性腹膜炎が5例,胆道感染が4例,肺炎が2例,術後腹膜炎,縦隔膿瘍,尿路感染,壊死性筋膜炎が各1例.うちET陰性での施行が4例.ET陽性例のET血中濃度は平均8.7pg/mlで,重症度APACHE IIが平均27.ET濃度とAPACHE IIとの間に相関関係は認められず.PMX施行前後で脈拍数に有意な変動はなかったが,1例以外はすべて平均血圧が増加したか,もしくはカテコラミンの減量が可能であった.この傾向は,ET陰性例でも同様であった【結論】PMXがETショックの早期循環改善をもたらす可能性を支持する結果であるが,更なるデータの蓄積が必要である.

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