演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

17年以上の透析治療を行っている2症例SLE患者の検討

演題番号 : O-1026

南方 保:1、渡瀬 謙仁:1、小川 喜久:1、菅原 照:1、大森 孝平:2、大屋 道洋:2、高原 順矢:3、西野 正紀:3

1:大阪赤十字病院 腎臓内科、2:大平会 大森クリニック、3:高原クリニック

 

【はじめに】目覚しい免疫抑制薬・抗菌薬・透析治療・検査等の進歩により透析SLE患者の長期生存も可能となった。長期SLE患者のADL悪化、治療法について検討した【症例1】50歳代女性既婚。35年前SLE発症。透析歴30年。全経過中SLE症状は透析29年目の皮膚症状以外なく血清血清学的に安定。感染症は透析後2年後に穿刺部感染からの敗血症、27年目輸血によるC型肝炎、29年目ウイルス性髄膜炎の罹患。プレゾニゾロンは0~30mg。出産希望あるも妊娠せず【症例2】60歳代女性。SLEマーカーは絶えず変動しプレドノゾロンは15~30mg隔日。帯状疱疹、1年目大腿骨頭壊死、12年後に2PTHにて手術、17年目で腎癌・腸腰筋・坐骨周囲膿瘍に罹患。【まとめ】<1>透析導入後SLE症状は大多数安定するも、29年後皮膚症状の発症。<2>SLEのマーカーや症状の安定があればステロイド減量に努める。【結論】臨床症状に合わせた免疫抑制薬る使用が重要である。

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