演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

下肢動脈外科的血行再建術を施行した糖尿病透析患者に関する検討~退院時の歩行能力と術後経過に着目して~

演題番号 : O-1022

牧野 恵理子:1、林 久恵:2、熊田 佳孝:3、古橋 究一:3、鳥山 高伸:4

1:(医)名古屋共立病院 リハビリテーション科、2:名古屋大学医学部 保健学科、3:(医)名古屋共立病院 心臓血管外科、4:(医)名古屋共立病院 内科

 

【背景・目的】下肢動脈外科的血行再建術(下肢バイパス術)を施行した糖尿病(DM)患者における歩行能力の長期予後は不良だが、急性期の歩行獲得状況や術後経過は不明である。今回、下肢バイパス術後退院時の歩行能力、術後経過についてDM透析患者と非DM透析患者を比較した。 【方法】2007年1月から2010年9月に下肢バイパス術を施行した透析患者122例(DM群90例、非DM群32例)を対象とし、患者背景、退院時の歩行能力、術後経過を後方視的に調査した。 【結果】両群で退院時の屋内歩行自立割合と有害事象発生率、離床経過に差はなかった。DM群は潰瘍管理目的に入院が長期化する傾向があった。また、DM群は若年で、高血圧、脳血管疾患の既往、distal bypass施行率が高かった。 【結語】DMと退院時の歩行能力、術後経過の関連は低い。歩行能力の長期予後に併存疾患等が関連する可能性もあり、今後の検討課題である。

前へ戻る