演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院維持透析患者の睡眠時呼吸障害について~ESSテストを使用しての睡眠状態把握に努めて~

演題番号 : O-1021

吉川 基樹:1、藤原 繁彦:1、溝渕 正行:1

1:三島外科胃腸クリニック 透析センター

 

【目的】今回当院維持透析患者を対象にESS問診票テストを使用し、睡眠状態の把握に努めたので報告する。 【対象・方法】対象は当院維持透析患者116名中(2010年3月末時点)101名にESS問診票テストを実施し、集計、分析、評価した。このうちESS問診票テストで睡眠障害が強く疑われるスコア5以上であった22名中、検査の同意を得た18名を対象に入院、患者宅訪問、希望する方法にて簡易型睡眠評価装置での検査を実施した。 【結果】簡易検査を実施した18名のAHIの平均は34.5±17.2であり、重症度分類ではAHIが5以下の正常を示す患者は認めず、軽症2名、中等症6名、重症10名と高いSASの有病率が確認された。体位情報でのグラフ解析より18名中17名で仰臥位時のSpO2の低下が認められOSASと考えられた。また、AHIとBMI、年齢との間に相関関係は認められなかった。 【結論】SASのスクリーニングとして簡易型睡眠評価装置を使用して分析、評価したことはSASの早期発見・治療に対して有用であると考える。

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