演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

保存期CKD患者に対するEPO製剤投与による透析導入後1年生存率の検討~Co-JETから~

演題番号 : O-0992

平方 秀樹:1、秋澤 忠男:2、斎藤 明:3、下条 文武:4、JET Study Group:5

1:福岡赤十字病院、2:昭和大学、3:国際医療福祉大学附属熱海病院、4:新潟大学、5:JET Study Group

 

【目的】保存期CKD患者に対するEPO製剤投与により透析導入後1年間の生命予後を改善させるかどうかを明らかにする。 【方法】血液透析に導入され、JET Studyに登録された10,427例のうち保存期での治療情報が得られた3,280例を対象とし、保存期でのEPO製剤投与の有無による透析導入後1年間の生命予後、入院に対する影響を検討した。 【結果】EPO製剤投与例は2,275例(69.4%)であった。透析導入後1年生存率はEPO製剤投与群95.4%、EPO非投与群90.4%で、死亡をイベントとした場合の多変量解析の結果、EPO製剤投与のハザード比(HR)は0.61(p=0.006:95%信頼区間0.42-0.87)であった。また死亡および入院をイベントとした解析ではHR 0.88(p=0.026:95%信頼区間0.78-0.98)と有意にリスクを低下させる結果であった。 【結論】保存期CKD患者に対するEPO製剤投与は透析導入後1年間の死亡および入院のリスクを低下させることが示唆された。

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