演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

「バスキュラーアクセス(VA)に精通した医師・スタッフは動静脈瘻(AVF)の開存に寄与できるか?」~DOPPSより~

演題番号 : O-0990

浅野 学:1、小口 健一:1、秋澤 忠男:2、秋葉 隆:2、福原 俊一:2、黒川 清:2、斎藤 明:2、Pisoni Ronald:3

1:池上総合病院腎臓医療センター、2:J-DOPPS研究会、3:Arbor Research

 

【目的】VAに精通した施設ほどAVF開存率が高いか否かを証明する。【方法】DOPPS IIおよびIIIに参加し、評価可能であった国内485例を対象とした。透析施設レベルのアンケート調査を行い、1) VA作成を依頼する望ましい外科医の存在、2)外科的VA処置、3) IVRによるVA処置、4)透析看護師のVA不良に対する処置、5)臨床工学技士のVA不良に対する処置、6)経験のあるスタッフがVAを穿刺、をスケール化し説明変数に設定した。これらがAVF開存に及ぼす影響につきCoxモデルを用いて解析した。【結果】「IVRが高いレベルで行える施設」において二次開存が有意に高く(P=0.0302)、「望ましいVA外科医」の存在する施設において二次開存が有意に低かった (P=0.0073)。【結論】 IVRのスキルはAVF開存に寄与している。一方「望ましい外科医」に困難な症例が集積することが推測され、仮定と相反する傾向が明らかとなった。

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