演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者における炭酸ランタンの長期効果に関する多施設検討

演題番号 : O-0974

安藤 亮一:1、木村 仁志:1、渡邉 敏子:1、佐藤 英彦:1、白石 幸:1、千田 佳子:2、石田 雄二:3、高山 政之:4、山田 耕永:5、稲垣 雄一朗:5、立花 健:6、大塚 正一:7、菊地 勘:8、井上 篤:8

1:武蔵野赤十字病院 腎臓内科、2:中野クリニック、3:境南クリニック、4:高山クリニック、5:吉祥寺駅前クリニック、6:立花クリニック、7:ときわクリニック、8:下落合クリニック

 

【目的】透析患者の高リン血症に対する炭酸ランタン(L)の長期効果について多施設で検討した。 【方法】Lを2009年11月以前より投与した101例を対象に1年後の効果について検討した。 【結果】21例が脱落し、その理由は、データ改善7、転院6、消化器症状4、PTX1例、その他3例であった。1年以上投与例72例では、投与量は開始時737mgより1年後1297mgと増加した。血清P濃度は、開始時6.15mgより1年後5.57mg/dlへ有意に低下した。P低下量は、PTH、Caには影響されなかった。1年後、P/CaのJSDTの管理目標達成率33.3%より55.1%へと有意に改善したが、P/Ca/PTHすべての管理目標達成率は19.7%から26.1%と有意な変化を認めなかった。 【結論】炭酸ランタンは長期にわたり、高P血症の治療薬として有用である。

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