演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

3DCTを用いた炭酸ランタンの消化管内移動状態

演題番号 : O-0973

福本 和生:1、島津 栄一:1、酉家 佐吉子:1、三宅 晋:2、酉家 賢一:2

1:(医)島津会 幡多病院 外科、2:(医)仁栄会 島津病院 内科

 

【目的】3DCTを用いて炭酸ランタンの消化管内の吸着状態・移動状態を調べた。なお、CT頻回撮影するため、健常人ボランティアに施行した。 【方法】炭酸ランタン500mgを粉砕し、食前・食事に混ぜる・食後の3群で、食後1時間、2時間、4時間の腹部CTを撮影した。撮影の合間はできるだけ体を動かした。3D処理を行い、炭酸ランタンの移動状態、消化管ガスの移動状態にて食物の移動状態をみた。 【結果】食前では一部の粉末が胃からいち早く十二指腸・小腸に排出し、消化管運動が亢進している事が予想される。食事に混ぜると、混ぜた部分にだけ炭酸ランタン粉末が吸着し、食物と一緒には移動していない事が判る。食後に内服すると粉末は胃内食物の上部に浮遊している状態で、食物となかなか混ざらない事が判り、そのため小腸への排出も遅くなった。 【結論】食物の内容・水分量などにより異なるが、粉砕した炭酸ランタンを食物に混ぜた状態で食べるのが胃内で均一になり易く、十二指腸・小腸へも移動し易い方法である。

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