演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者の冠動脈石灰化進展に対するリン吸着薬の影響―炭酸ランタンと炭酸カルシウムの比較検討

演題番号 : O-0971

大竹 剛靖:1、岩上 将夫:1、古谷 玲:1、持田 泰寛:1、石岡 邦啓:1、真栄里 恭子:1、岡 真知子:1、守矢 英和:1、日高 寿美:1、小林 修三:1

1:湘南鎌倉総合病院 腎免疫血管内科

 

【方法】25名の炭酸カルシウム内服中の維持血液透析患者を対象に登録時ならびに6ヶ月後にMDCTで冠動脈石灰化スコア(CACS)を測定。その後炭酸カルシウム継続群(C群13名)と炭酸ランタンへの変更群(L群12名)にランダムに割り付け、さらに6ヶ月後(初回登録12ヶ月後)にMDCTでCACSを再評価。冠動脈石灰化進展に与えるリン吸着薬の影響を検討。【結果】CACSは登録時、6ヶ月後、12ヶ月後でC群(1641±2219, 1776±2199, 2319±2231)と上昇する傾向を示したがL群では(1717±2304, 1796±2353, 1770±1935)と上昇しなかった。カルシウムリン積には2群で経過中有意差を認めなかった。【結論】炭酸カルシウムから炭酸ランタンへ変更することで冠動脈石灰化進展が抑制される可能性が示唆された。対象患者を増やし更なる検討を要する。

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