演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

炭酸ランタンが二次性副甲状腺機能亢進症管理に与える影響の臨床的検討

演題番号 : O-0970

大田 和道:1、山本 洋之:1、甲藤 和伸:1、池辺 弥夏:1、池辺 宗三人:1、松下 和弘:1、杉田 治:1、戦 泰和:1、湯浅 健司:1、寺尾 尚民:1

1:高知高須病院 泌尿器科

 

【目的】炭酸ランタン(LC)使用でPを低下させる事による二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)管理への影響を検討した. 【方法】対象45症例.観察期間24週間(前半14週はビタミンD(MCT)とシナカルセト(CC)投与量は変更なし,後半10週はMCT,CC投与量は変更可能).MCT投与は45例,CC併用は7例であった. 【結果】Pは6.4→5.5→5.3mg/dl(0→86.7→91.1%),補正Caは9.9→9.2→9.3mg/dl(64.4→97.8→100%),iPTHは243→258→166pg/ml(40.0→26.7→72.6%)(データは投与前→14週→24週,括弧内はJSDT-GL達成率)であった.また,期間中の投与薬剤に関しては,MCT投与量は12.9μg/週から24週目には17.6μg/週に増量されていた.CC投与量は変化がなかった. 【結論】LC投与でPを低下させるのみではiPTHの有意な低下は認められなかったが,LC投与でPとCa改善によりMCT増量が可能となり,SHPT管理の改善が得られた.

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