演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

塩酸セベラマーの服薬と動脈硬化との関連

演題番号 : O-0967

中澤 あい:1、熊田 千晶:1、溝渕 正英:1、渡辺 誠:2、朝倉 裕士:3、小岩 文彦:4、宍戸 寛治:5、秋澤 忠男:1

1:昭和大学医学部 腎臓内科、2:牧田総合病院、3:さいわい鹿島田クリニック、4:昭和大学藤が丘病院 透析センター、5:川崎クリニック

 

【背景と目的】塩酸セベラマーの服薬と心血管系病変の関連性を検討する。 【対象と方法】安定期外来維持透析患者168名(男性113名、女性55名、年齢64±11歳)において、塩酸セベラマー内服群99名と非内服群59名の、血液検査や心血管系各種検査所見を横断的に比較検討した。 【結果】 両群間の比較では、塩酸セベラマー内服群で血中リン濃度は有意に高く、LDL-CおよびCRP、脈派伝播速度(PWV)は有意に低かった。またPWVとLDL-C、PWVとCRPにそれぞれ有意な正の相関関係を認めた。両群間での心臓超音波所見項目における有意差は認められなかった。 【考察】塩酸セベラマー服薬は炎症反応や脂質代謝の改善を介してPWV抑制と関連することが示唆された。

前へ戻る