演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腸管憩室穿孔を来した多発性嚢胞腎3例

演題番号 : O-0947

東郷 久子:1、内藤 省太郎:1、白濱 ちひろ:1、日下 敬太:1、横谷 亜矢子:1、岩本 俊輔:1、飯盛 聡一郎:1、太田 英里子:1、太田 哲人:1、蘇原 映誠:1、岡戸 丈和:1、野田 裕美:1、頼 建光:1、内田 信一:1、佐々木 成:1

1:東京医科歯科大学医学部附属病院 腎臓内科

 

症例は多発性嚢胞腎を原疾患とする末期腎不全患者3例(60歳代,40歳代,50歳代の男性).うち2例は血液透析療法が導入されていた.いずれも急性腹症を呈し,腸管憩室穿孔と診断され,緊急開腹手術が施行された.3例すべてS状結腸の憩室穿孔であった.うち1例は術後にエンドトキシン吸着療法が併用された.全例とも術後経過良好にて退院した. 多発性嚢胞腎による腎不全が進行した患者では大腸憩室の合併は20 - 83%と高度である.また大腸憩室症は,多発性嚢胞腎を合併する場合,穿孔の頻度は高いと報告されている.透析患者の腹痛において,特に多発性嚢胞腎の患者では,憩室穿孔も念頭に入れる必要がある.

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