演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

副甲状腺インターベンション症例に対するシナカルセトを含む内科的治療抵抗性因子の前向き検討

演題番号 : O-0906

巽 亮子:1、角田 隆俊:1、田中 礼佳:1、鈴木 大:1、都川 貴代:1、高橋 浩雄:1、比留川 喬:1、駒場 大峰:1、北村 真:1、深川 雅史:1

1:東海大学医学部 腎・代謝内科

 

2008年1月からシナカルセトが日本でも使用可能となり3年が経過した。症例毎の有効無効は時間とともに明確になるが、PTx移行症例の予測がつかない状態である。【目的】副甲状腺インターベンション適応患者にシナカルセトを治療戦略に含めた上でPTxが必要な因子を検討する。【方法】2008年1月~6月に副甲状腺インターベンション目的に来院し、シナカルセト内服治療に同意した患者64名の経過を2年間検討した。シナカルセト使用後も、高度のSHPTにてCa、Pコントロール不能又はiPTH<500pg/mlを堅持不能な患者、症状が強い患者にはPTxを施行した。PTx移行症例の最終データはPTx直前とした。【結果】PTx移行因子は、Baselineでの(1)iPTH値(P=0.007)(2)腫大副甲状腺数(P=0.02)(3)長径10mm以上の副甲状腺数(P=0.001)であった。【結語】Baselineで腫大副甲状腺数が多くiPTHが800pg/mlを超える症例では内科的治療抵抗、PTx移行の可能性が高い。

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