演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

シナカルセトを含んだ治療戦略抵抗因子は6ヶ月目で明確になる

演題番号 : O-0904

高橋 浩雄:1、角田 隆俊:1、鈴木 大:1、都川 貴代:1、巽 亮子:1、田中 礼佳:1、深川 雅史:1

1:東海大学医学部 腎内分泌代謝内科

 

シナカルセトが本邦で使用可能となり有効性は確認されているが、その阻害因子は確認されていない。 【目的】副甲状腺インターベンション(PTIV)適応患者にシナカルセトを治療戦略に含め、KDOQIガイドライン目標達成困難例の治療開始時及び経過中の原因因子を前向きに2年間検討した。 【方法】2008年1月~6月にPTIV目的に来院し、シナカルセト内服治療に同意した64名の患者の経過2年間を前向きに検討した。シナカルセトを使用するもCa・Pコントロール不能例、iPTH<500pg/mlとなる例、有症状例はPTxを施行した。PTx移行例の最終結果はPTx直前とした。 【結果】KDOQIガイドライン遵守不能例は(1) 治療開始時の腫大PTG数(P=0.035)(2) 治療開始時の長径10mm以上のPTG数(P=0.003)(3)シナカルセト内服開始後6ヶ月目でのiPTH 値(P=0.003)であった。 【結語】腫大PTG数が多く、6ヶ月でiPTHの低下を認めない例はKDOQIガイドライン目標達成困難例の可能性が高い。

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