演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者のCPR index(CPI)と糖尿病治療選択への適応

演題番号 : O-0884

中山 一孝:1、近藤 照貴:1、島田 美貴:1

1:長野中央病院 内科

 

【目的】内因性インスリン(I)分泌の指標としてCPI=空腹時血中C-peptide/空腹時血糖×100を調査し、透析患者の糖尿病薬剤選択への適応を検討。 【方法】CPI測定可能の透析患者84例で原疾患、血糖コントロール、糖尿病(DM)治療との関連を検討。 【結果、考察】原疾患は非DM32例、DM52例で、DM治療は食事療法26、SU剤/グリニド6、アログリプチン(A)6、I・14例。Aは3例がIから、2例は経口剤から変更。 CPIは非DM8.8±5.2、DM5.6±3.1とDMが有意に低値で(p=0.007)、DM治療別CPIは食事5.9、SU8.8、A5.1、I・3.3とI群は食事、SUより低値。HbA1c、GAは治療別で差なし。 I群ではI使用量とHbA1cに有意な正相関を認めたが(p=0.0095)、CPIとは相関なし。HbA1cとCPIにも相関なく、CPIのみで治療法を選択することは困難。 A使用例の検討からは、血糖が良好でI量10単位前後、CPIが4程度あれば、IからAへ変更できる可能性が高い。 【結論】CPI3以下ではI療法が必須と想定される。IからAなどへの変更時には使用I量や血糖コントロール状況を考慮のうえ、CPIも判断の指標となる。

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