演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

DPP-4阻害薬アログリプチンの血液透析患者における有効性と安全性の検討

演題番号 : O-0879

武内 操:1、清原 実千代:1、町田 博文:1、武内 秀之:1、文野 美希:2、木下 修隆:2、加藤 廣海:2

1:(医)武内病院 内科、2:(医)武内病院 泌尿器科

 

【目的】糖尿病透析患者において、アログリプチン単独投与とα-グルコシダーゼ阻害薬(αGI)との併用の有効性と安全性を検討する。 【方法】GroupI:未治療 20例、GroupII:αGI服用にて効果不十分な11例にアログリプチン6.25mgを12週投与し、その効果をHbA1c、グリコアルブミン(GA)、透析開始時血糖値(PG)で検討する。 【結果】投与前→12週後のHbA1c 、GA 、PG の推移はGroupI:6.3→5.5%、24.6→21.4%(P<0.01)、203→146mg/dl、GroupII:6.8→5.6%、28.4→24.9%(P<0.01)、200→147mg/dlであった。 2例が透析時低血糖にて投与を中止した以外には重大な副作用はなかった。 【考察】アログリプチン単剤、αGIとの併用のいずれにおいても、血糖コントロールを有意に改善し、安全性も健常者と差異なかった。 【結語】糖尿病透析患者では多くの経口血糖降下薬が禁忌となっているなかで、DPP-4阻害薬アログリプチンは透析時低血糖に注意すれば、有効かつ安全に使用できる薬剤と考える。

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