演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ベッド柵警報装置の開発とその効果

演題番号 : O-0811

石井 貴史:1、鈴木 聡:1、秋葉 隆:2

1:東京女子医科大学 臨床工学部、2:東京女子医科大学腎臓病総合医療センター 血液浄化療法科

 

【目的】転落防止目的のベッド柵は、スタッフが柵上げをせずに離れ転落に至る場合もある。本研究では柵付ベッドの運用法改善を目的とし、柵上げ(ロックがかかった状態)されていない状態で警報報知するデバイスを試作し、効果について検討した。【方法】デバイスを15台中7台のベッドに装着した。対象ベッドは頭側および足側の左右にそれぞれ柵が搭載(計4つ)されており、1つでもロックされていないと4分後に報知するよう設計した。評価方法は1)本デバイス装着の有無、2) 柵使用の成否、3) 患者の在床状態、について1日あたり4回(同時刻)16日間観察した。【結果・考察】本デバイスの装着/未装着ベッドについて患者が在床中4ヶ所の柵全てが使用されている割合はそれぞれ100/27%であった。柵の位置別では未装着ベッドで頭側左の利用率が低かった。警報報知する前でも柵を上げる傾向があり、報知のみが利用率向上の要因ではないと思われた。また装着前後では患者非在床中の柵使用率が変化しており、運用面で組織文化への影響が示唆された。

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