演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析室での生体認証(手のひら静脈認証)の利用について

演題番号 : O-0807

渡辺 建詞:1、喜多村 麻子:2、廣重 欣也:3

1:社会保険筑豊病院 人工透析外科、2:社会保険筑豊病院 腎臓内科、3:西田内科クリニック 腎臓内科

 

生体認証とは指紋や手のひら静脈など個人が本来持っている身体的特徴からその個人を特定する技術であるが,透析室での生体認証の利用に関する報告はまだ見られない.当院では市販のデータベースソフトを用いて透析システムを構築し,透析室入室時の患者識別は個人識別用カードに印刷したQRコードをコードリーダーで読み取ることで行ってきた.しかし毎回患者にこのカードを携行してもらう必要があり,この状況はICカードや磁気カードを用いて患者を特定する市販の透析システムでも同様であると思われる.今回手のひら静脈認証を用いた携行カード不要のシステムを作成し,実際に透析室での運用を開始したので報告する.使用した機器は「PalmSecure SDK(富士通フロンテック(株))」で,手のひら静脈認証を透析システムへ組み込むためのソフトは同製品のサンプルプログラムを一部改変して作成した.手のひら静脈認証を用いることにより患者が個人識別用のカードを携行する必要はなくなり,透析室入室時の利便性が向上した.

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