演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

CKD患者に対するメラトニン受容体アゴニスト ラメルテオンの効果について

演題番号 : O-0782

工藤 之聡:1、今井 杏奈:1、下山 幸子:1、齋藤 恵子:1、佐藤 元昭:1、工藤 誠治:1

1:ESTクリニック 泌尿器科

 

【目的】年々高齢となる患者様が増える中、骨密度がしだいに低下し、筋力・体力の低下による転倒を起こし、骨折患者様が見られるようになってきた。そこで、夜間覚醒時や早朝起床時の転倒予防を考え、患者様の睡眠導入剤服薬状況を見直し、転倒のリスクの高い方についてラメルテオンへ変更、その効果を検討した。 【方法】保存期25名、および血液透析130名と腹膜透析26名に対して睡眠導入剤の内服状況を分析し、夜間あるいは早朝に転倒の危険性がある高齢者に対し、ラメルテオンを処方してその効果を検討した。 【結果】処方を受けた20名中、13名(65%)が不眠を訴えた。その背景には不安、抑うつ、掻痒感、夜間頻尿、下肢痙攣など様々な不眠の原因があった。 【結論】ラメルテオンは一般患者では7割で有効と報告されているが、当院のCKD患者での有効率は35%であった。このため不眠の背景にある原因を取り除くことが重要である。

前へ戻る