演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

認知症透析患者との関わり

演題番号 : O-0754

中 綾子:1、小川 治美:1、山田 純子:1、高橋 妙子:1、佐藤 譲:1

1:佐藤循環器科内科

 

【目的・方法】H22.11月末現在、当院透析患者223名中認知症患者は59名と26.5%を占める。転入前付添いが必要であった患者4名が、転入後数日間で不要となった。その要因を探る為、透析スタッフ23名に認知症患者との関わりについて意識調査を実施し、対応の実際を調査した。【結果】アンケートでは掻痒感や拘束感から回路固定テープを剥がす、不安や痛みから叫ぶ等不穏があるとの意見があり、抜針や転倒・転落の危険に繋がると考えられた。転入時に比較し患者に笑顔や会話が増えた等変化があったとスタッフの70%が回答、スタッフはその変化を喜び、又その言動をかわいいと感じ、親や身内を思うように自然な声掛けや対応ができたとの意見があった。不穏の軽減を図る対応方法として、透析中のおにぎりや飴の提供、可能な限り患者の好む体位をとる等患者の意向に沿えるよう心掛けた。【考察・結語】自分の身内を思うように親近感を持って接することが、患者の不穏状態の安定に繋がったと思われた。今後更に患者が安心・安全な透析が受けられる対応と環境作りに努めたい。

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