演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

終末期の透析患者の家族看護

演題番号 : O-0751

高松 正枝:1、井口 久奈:1、高本 美千代:1、竹田 菊代:1、松川 珠絵:1、上島 いづみ:1

1:公立南砺中央病院 看護部

 

【はじめに】透析患者の高齢化に伴う問題は本人のみならず家族にも大きな影響を及ぼす。今回終末期の透析患者とその家族への関わりから家族看護について考察したので報告する 【症例】60歳代男性。透析歴3年。妻と二人暮らし。リンパ形質細胞リンパ腫により腎不全が進行し週3回透析。導入2年目より呼吸不全や抗癌剤治療の為入退院を繰り返し車椅子生活となった。転倒による大腿骨頸部骨折し手術を受けるが、せん妄など問題行動が表出。本人の強い希望により在宅療養に移行したが、昼夜逆転や暴言が続き、妻は以前の夫の姿とのギャップに困惑し、心身共に介護負担が大きくなっていた。妻が望む支援を共に考え実践してきた 【方法】医療スタッフによるカンファレンスや妻へのお悔やみ訪問を通して、患者、家族と看護師の関わりについて振り返りをした 【結論】本症例から、家族全体が一つの有機的なシステムとして捉え、家族をケアすることが患者への直接的なケアになることを体験した。家族と看護者の相互作用による綿密な関係を作ることが大切である

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