演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

汗を透析補助とする有用性の検討

演題番号 : O-0720

石井 萩登:1、伊藤 家勝:1、林 裕也:1、井桁 義徳:1、林 美智子:1、佐藤 忠俊:1、中川 規夫:1、山下 淳一:1、吉田 正美:1、大森 耕一郎:1、田畑 陽一郎:1

1:(医)明生会東葉クリニック八日市場 透析室

 

【目的】汗は透析療法の補助となるか検討した。【方法】健常者6人、透析患者4人から汗の採取と採血を行いNa,K,UN,P,Cl等について比較検討をした。【結果】健常人のKは血中平均4.2±0.1mEq/L汗7.1±2.1、UNは血中14.8±2.9mg/dl汗35.2±12.7、透析患者のKは血中5.1±0.7、汗17.5±9.1、UNは血中69.0±13.1汗248.1±96.2であった。また透析患者の汗にはNa 40.8±24.1mEq/L、Cl 41.0±22.3。全被験者のNa,Cl間のR2は0.96又Pは殆ど含まれていなかった。【考察】透析患者の透析一回あたりのK除去量が3000mg/日として、1Lの汗の成分には、その約2割が含まれる事となる。UNは全身に均等分布すると言われているが大きな差があった。NaとClは、ばらつきが見られたが両間に相関が見られた。【結論】汗にPは含まれていないが、UN,K,Na,水分を含み発汗量と、危惧する疾患を考慮しなければならないが多少なりとも透析療法の補助になりうると考えた。

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