演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜潅流カテーテル位置異常発生率の検討

演題番号 : O-0690

二瓶 大:1、酒井 謙:1、青木 裕次郎:1、兵頭 洋二:1、高須 二郎:1、河村 毅:1、宍戸 清一郎:2、水入 苑生:1、相川 厚:1

1:東邦大学医学部 腎臓学教室、2:東邦大学医学部 小児腎臓学講座

 

【目的】腹膜潅流カテーテル位置異常の発生率を検討した。【対象】東邦大学医療センター大森病院で1995年5月より2010年7月までの間にカテーテル挿入術を施行した症例のうち、追跡調査可能であった35例を対象とした。【結果】男19例、女16例の計35例に対し手術を施行した。腹膜透析導入時の年齢は51.5±16.6歳、透析期間は1298±1191日、原疾患は糖尿病性腎症8例、IgA腎症が8例、その他19例であった。上記35例に対し計39回のカテーテル挿入術を施行し、位置異常は7例に認められ、うち6例に排液異常を認めた。位置異常に対し保存的治療で位置修正が可能であったのは2例、再手術は5例(12%)に行われ、指示矯正術を施行したのは2例、カテーテル入れ替え術を要したのは3例であった。カテーテル入れ替えの際、1例に大網巻絡を認めた。【考察】位置異常の発生率は5~35%と報告され、その発生率の幅は各施設の工夫に帰する部分が大きい。当院の手術手技を含めた文献的考察を加え報告する。

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