演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析チューブ位置異常に対して小開腹し吸収糸にて固定した3症例~術式および固定糸の選択の検討と考察~

演題番号 : O-0689

田中 利一:1、岡島 志郎:1、上村 元洋:1、三浦 道子:1、河合 健志:1、田仲 勝:1、田仲 紀陽:1

1:田仲北野田病院

 

【はじめに】腹膜チューブ位置異常はまず透視下での修復が試みられるが、不可能な場合に開腹術の適応となる。当院での術式での3症例を報告し、術式および固定糸の選択について文献的考察を加えて報告する。 【術式】全身麻酔下前回手術時の皮膚創に一致した切開を加え審美的にも配慮し、チューブの腹膜固定部より尾側で小開腹、腹腔内を検索、位置を戻し(透視下)、注排液を確認し、開腹部の側方の腹膜に吸収糸1本にて固定、腹膜は密に閉鎖し、液漏れがないか確認する。小開腹法の長所として、腹膜を直視下で縫合閉鎖出来ることからすぐに腹膜透析の再開が可能であることから選択した。 【結果】3症例とも早期の腹膜透析再開が可能であった。 【考察】位置異常に対する外科的処置としては小開腹または腹腔鏡補助、固定糸としては吸収糸または非吸収糸など数々の選択要素があるので比較検討する。

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