演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院のCAPD症例における早期離脱症例の検討

演題番号 : O-0687

朝田 啓明:1、加藤 彰浩:1、伊藤 和則:1

1:岡崎市民病院 腎臓内科

 

【目的】当院でCAPDを導入した症例において2年以内に残腎機能が低下した症例について検討を行った。【方法】当院でCAPD導入し、2年以内に尿量が100ml以下に低下した症例(早期群)と100ml以上が維持されている症例について、DMの有無、導入時の腎機能(eGFR)、alb、CRP値、半年、1年前のeGFR値からの低下率などで検討を行った。【結果】両群間で導入時のeGFRに差は無く、早期群において導入時のalbが有意に低値で、CRPも有意に高値であった。また半年前、1年前からのeGFRの低下率も早期群において強く、特に半年前からのeGFRの低下がより強い傾向にあった。【考察】早期群において、導入時にalbが低くCRPが高値であったことは、MIA症候群など栄養状態の悪化している症例において残腎機能が早期に低下するのではないかと考えられた。また半年前、1年前のeGFRの低下率が強い症例では導入後早期に残腎機能を消失する可能性があると考えられた。【結論】早期群において導入時のalbが低くCRP高値があり、導入前のeGFRの低下が強い傾向が認められた。

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