演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

長いカフのPDカテーテル

演題番号 : O-0692

高岩 正至:1

1:米沢市立病院 泌尿器科

 

【目的】カフを長くしたPDカテーテルを10年に100本使用。留置術とPD離脱時にメリットあり。【方法】長さ25-30mm・厚さ2mmのカフを、4-5cm間隔で2個付けたPDカテーテルをメディテック社に特注。経皮的に18G針で腹腔穿刺しガイドワイヤーを腹腔内挿入、筋膜ダイレーター筒付22Frまで拡張、筒からカテーテルを腹腔に挿入。腹膜に内部カフが接する位置で筒を抜きカテーテル留置。腹膜炎でHDにスイッチなどPD中断時はカテーテルを皮膚から2cmで切断、断端から栓を外部カフまで挿入しカテーテルを体外に引き栓近くで切断。カテーテルは皮下に埋没状態となり出口部は自然に閉塞。【結果】カテーテル留置は短時間かつ局麻で可能でpoor risk患者に適応可能だった。術後液もれも激減。カフが長く感染がカフ全体に波及しずらく外部カフの外側で感染が収束することが多い。傍カテーテル腹膜炎や外部カフ一部交換術後のトンネル感染再発も低下。CAPD離脱時にカテーテル皮下埋没術をした後のトンネル感染再発もなかった。死亡時のCAPDカテーテル処置にも本法は簡便かつ有用。【結論】PDカテーテルのカフを長くするメリットは大きい。

前へ戻る