演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

膀胱鏡とトロッカーニードルを用いた簡便な腹膜透析カテーテル腹壁固定術

演題番号 : O-0691

平儀野 剛:1、井本 勝彦:1、土田 昌弘:2、松山 豪泰:2

1:光総合病院 泌尿器科、2:山口大学医学部附属病院 泌尿器科 血液浄化療法室

 

【目的】腹膜透析(以下PD)カテーテル位置異常は排液異常をもたらし,患者のQOLを低下させる.我々は膀胱鏡とトロッカーニードルを用いた簡便なPDカテーテルの腹壁固定術を考案したので報告する. 【方法】留置術中,筋鈎にて腹壁皮膚を吊り上げ,PDカテーテル挿入用腹膜切開創より硬性膀胱鏡用光学視管(径4mm)を腹腔内に挿入.5cm尾側の皮膚を1cm切開し,トロッカーニードルを鏡視下に腹腔内に穿刺挿入後,腹膜切開創から体外に誘導した.内腔にナイロン糸の片端を通して固定部に誘導.再度,同様の操作にてナイロン糸反対側を固定部に誘導し,PDカテーテル固定用のループを作成した.ループ内にPDカテーテルを通し,ナイロン糸を結紮することでPDカテーテルを腹壁に固定した. 【結果】8例に施行し、手技は短時間で術中合併症はなく,術後カテーテル位置異常も認めていない. 【結論】膀胱鏡とトロッカーニードルを用いる腹壁固定術は簡便で有用な方法と思われた.

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