演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

電解水透析における栄養評価

演題番号 : O-0676

植村 進:1、常山 一志:1、伊丹 儀友:2、浜田 弘巳:3

1:社会医療法人母恋 日鋼記念病院 臨床工学室、2:社会医療法人母恋 日鋼記念病院 腎センター、3:社会医療法人母恋 日鋼記念病院 外科

 

【はじめに】電解水透析は酸化ストレス軽減、炎症マーカー低減などの効果が報告されている。MIA症候群で知られるとおり、炎症・動脈硬化・栄養障害は相互に関係し合う。今回、電解水透析施行患者の栄養状態について検討したので報告する。 【方法】対象は電解水透析施行患者10名(男女比1:9) I.施行前・中の各6ヶ月間における血液検査データ・指標の比較 (1)Alb、(2)TC、(3)TG、(4)HDL-C、(5)TIBC、(6)GNRI、(7)DW II.電解水透析を1年間施行した3例で、観察期間を施行前・中の各1年間として同様の比較 【結果】I.観察期間6ヶ月:全ての比較項目で有意差はなかった。 II.観察期間1年:Alb、TC、TG、HDL-C、TIBCにおいて有意差はなかった。GNRIは91.21→92.73(p=0.019)、DWは46.2→47.1kg(p<0.001)。 【考察】I. 6ヶ月間の観察では有意差はみられなかったが、栄養改善を示す項目が多くみられた。 II.GNRIやDWは有意に上昇した。 【結語】長期の電解水透析施行は、栄養状態を改善する可能性が示唆された。

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