演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液の使用でDWを約2ヶ月で3.8Kg下げることが可能だった重症冠動脈疾患の一例

演題番号 : O-0661

長見 英治:1、石井 利幸:1、久我 洋史:1、小倉 健:1、牧之内 崇:2、浅野 達彦:2、石橋 聡:2、山内 雅人:2、石川 康朗:2、森脇 龍太郎:3、深尾 立:4

1:千葉労災病院 臨床工学部、2:千葉労災病院 循環器科、3:千葉労災病院 救急・集中治療部、4:千葉労災病院

 

【症例】70歳代男性,他施設で維持透析(週2回3時間).狭心症疑いで近日中に当院でCAG実施予定だった.【経過】2009年8月21日(透析日)早朝,胸痛と呼吸苦で当院救急外来受診,高K血症(7.2 mg/dl:Wide QRS)で緊急入院.当院ハイケア室でHD開始,数分後Narrow QRSへ復帰,4時間HDでK5.5mg/dlに低下.以後,週3回4時間HDでDWを60.3Kgから56.5Kgへ下げ,当院には透析食が無いため腎不全食で対応.9月4日のCAGの結果3枝冠動脈病変と診断.後日,心臓血管外科のある病院に入院予定となり10月17日退院し以後は他施設で維持透析施行となった.【まとめ】今回の症例のように3枝冠動脈病変のある重症冠動脈疾患を併発した透析患者の体重管理は困難であるが,DWを3.8Kgも下げ適正体重にすることが可能だった.これは無酢酸透析液カーボスターLの使用による効果が大いに関係すると考えられた.

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