演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液が血液検査値に与える影響

演題番号 : O-0657

成田 暁:1、志村 奈美:1、小幡 優子:1、二渡 妙子:1、内田 麻衣子:1、中田 敦子:1、松井 貴広:1、早川 理恵:1、桑原 秀実:1、森山 芳明:1、若林 啓二:1、小林 英雄:1、須田 昭夫:1

1:須田クリニック

 

【目的】従来の重炭酸透析液キンダリーAF2号(キンダリー)から無酢酸透析液カーボスター(カーボスター)へ変更後、血液検査値にどのような影響を示すのか調査した。 【方法】状態が安定した透析年数3年以上の外来透析患者98名を対象に、キンダリーからカーボスターへの透析治療の変更を全床個人用透析装置により行い、変更後約2年の血液検査を検討した。 【結果】カーボスターによる臨床症状の変化は認められず、透析治療は全床個人用透析装置で約2年間にわたり安全に行えた。カーボスターの透析で総蛋白、アルブミン、ヘマトクリット、およびKt/V値の上昇がみられた。PTHは上昇傾向を示した。 【まとめ】カーボスターによる透析は酢酸フリーによる異化亢進の改善効果と十分な透析効率が得られる可能性が高い。今後更なる長期的な観察が必要と思われた。

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