演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

糖尿病性腎症を対象としたカーボスター使用報告

演題番号 : O-0655

矢崎 耕平:1、小泉 裕子:2、西田 としよ:2、LETHI KIMHUE:2、横瀬 洋一:1、二木 正明:1、松田 憲浩:2、西川 徹:2、樫木 辰次:3

1:松井病院 臨床工学科、2:松井病院 看護部、3:松井病院 循環器内科

 

【目的】酢酸含有透析液と酢酸フリー(以下カーボスター)の臨床的有用性を比較検討をした。 【方法】糖尿病性腎症患者17名(男性9名:女性8名)、平均年齢70.1±13.1歳を対象に、酢酸含有透析液6ヶ月とカーボスター変更後6ヶ月の生化学・血算・エリスロポエチン使用量・血圧・DW・CTR・nPCR・GNRIの評価を行った。 【結果】カーボスター変更後、Hb・Htに優位な上昇が認められ、離床時間も改善がみられた。他の検査項目は優位な上昇が認められなかった。また、エリスロポエチン使用量では酢酸含有液では1723単位、カーボスター変更後は1405単位と優位な減少はみられなかった。 【結語】糖尿病性腎症の患者においてもカーボスターは、貧血改善に有効な透析液であると思われた。短期間の評価では、他の検査項目の明らかな変化を認められなかったため、長期での評価が必要であると考えられた。

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