演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液カーボスターPへ変更前後の評価

演題番号 : O-0654

井口 克男:1、桐生 智:1、上村 達弥:1、駒形 久子:1、冨沢 公子:1、高橋 里子:1、大久保 桂子:1、大久保 千鶴子:1、坂大 あい:1、竹内 陽子:1、平井 啓之:2、田部井 薫:2

1:南魚沼市立ゆきぐに大和病院、2:自治医科大学附属さいたま医療センター 腎臓科

 

【目的】カーボスターの有用性と安全性を検討する。 【方法】当院維持透析患者36名に対し、キンダリー3EからカーボスターPへ変更する前と1ヶ月後にVASを用いた日常生活の活動調査を行った。血ガスは変更前と1ヶ月後のHD前後及び4ヶ月後のHD前値を比較した。 【結果】pHは、HD前7.35→7.36→7.36、HD後7.44→7.45と有意差はなく、HD後には有意に上昇したがその変化量に有意差はなかった。HCO3は、HD前20.6→21.0→21.2で有意差はなく、HD後は25.6→26.7でP<0.05の有意差があった。Cl-についてはHD前108.1→105.8→105.4、HD後103.9→100.5と有意に低下していた。アンケートの結果は、全ての項目において有意差は出なかったが、筋肉のつれがHD中5例、帰宅後4例で消失した。 【結語】無酢酸透析液は、pHやHCO3については通常の透析液と差はなく、臨床的には一部の症例で筋肉のつれを改善する効果が確認できた。

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