演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

低フェリチン血症におけるESA高反応患者の検討

演題番号 : O-0645

白木 康雄:1、長尾 尋智:1、伊神 隆介:1、安部 淳:2、波井 康:3、高田 幹彦:3

1:(医)メディカルサテライト岩倉、2:(医)メディカルサテライト知多、3:(医)岩倉病院 外科

 

【目的】鉄補充の基準は、フェリチン100ng/mL以下、TSAT20%以下だが、鉄過剰投与による酸化ストレス等による影響も懸念されている。我々はHb値を経過観察し反応状況で鉄剤補充している。低フェリチンでもESAに対して高反応を示す症例も少数が存在する。 今回、その特異性の有無について検討した。 【方法】維持透析患者115名中、ESA反応に明らかに影響を及ぼすと思われる、感染症保有症例等を除いた低フェリチン(100ng/mL以下)群50名で、血清生化学検査、血液学的性状、ESA投与状況についての比較を行い造血反応に影響を及ぼす要因を検討した。 【結果】低フェリチン群の中でRetの増加はEPO低反応群11.5±4.2、EPO高反応群9.7±2.2と低反応郡に多い傾向が見られた。又、参考値ながら低反応群で赤血球寿命の短縮傾向が見られた。低フェリチン高反応を示す症例では、赤血球寿命は短いが鉄が効率的な再利用によりHbが維持されている可能性が示唆された。

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