演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の鉄代謝とEPO反応性の検討

演題番号 : O-0644

長谷川 栄三:1、田中 沙奈恵:1、廣瀬 惣一:1、菰田 茂樹:1、宮崎 崇:1、小塚 信:1、長谷川 正広:1、蓑島 謙一:1、堀江 正宣:1

1:大雄会第一病院 透析センター

 

【目的および対象】腎性貧血治療を必要とする維持透析患者で高フェリチン値を呈する透析患者で造血関連指標と鉄関連指標および炎症マーカーの評価を行い、造血反応にどのような要因が影響を及ぼしているかを検討した。ESAに対して良好な造血反応を示す患者、ESA低反応の患者、また腎性貧血を呈さない患者の3群間でそれぞれ造血関連因子、鉄関連因子を測定し、維持透析患者の高フェリチン血症の実態を探ること。【方法】3群間での血清生化学検査、血液学的性状、血清hepcidin濃度およびEPO投与による腎性貧血治療状況についての比較を行い、造血反応に影響を及ぼす要因を検討する。【結果】ヘプシジン(Hb-Low VS.Hb-High、74.7:40.1 P<0.018)フェリチン(Hb-Low VS. Hb-High、257:140 P<0.007)はHb低値群で有意に高く、高フェリチン、高ヘプシジン状態による鉄利用の抑制状態にあり、低Hb濃度に関与している可能性が考えられた。

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