演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

HBs抗原の測定法における問題点

演題番号 : O-0619

永川 修:1、稲山 えみ:2、村上 康一:3、坂井 健彦:4、河野 孝史:2、正井 基之:4、吉田 豊彦:4

1:みはま佐倉クリニック 泌尿器科、2:みはま成田クリニック 泌尿器科、3:みはま香取クリニック 泌尿器科、4:みはま病院 泌尿器科

 

【背景】HBs抗原測定に関して、厚生労働省から凝集法やイムノクロマト法のように感度が低い検査方法については、適正な使用を行うよう注意すべきであるとの通達が行われている。昨年度までの慢透で包括されているHBs抗原は凝集法などであり、これらの測定法を用いている施設も多い。【方法】HBs抗原の測定を凝集法からCLIA法に変更し、陽性率などを比較検討した。HBs抗原以外にHBc抗体などの測定を行いスクリーニングとしてのHBs抗原測定の有用性を検討した。【結果】2010年3月までは、HBs抗原陽性者は7名、9月では5名、12月(CLIA法)では6名であった。凝集法で陽性から陰性になった2名は、CLIA法では陽性でHBV-DNA検査も陽性であった。HBs抗原陰性でHBc抗体陽性かつHBs抗体陰性者が81名であった。【考察】CLIA法が凝集法より検出感度に優れていたが、HBV感染の診断は、HBs抗原の測定だけでは限界があり、HBc抗体やHBV-DNAなどの検査結果より総合的に行う必要がある。

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