演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院のHCV感染透析患者に行ったインターフェロン療法

演題番号 : O-0616

池辺 宗三人:1、池辺 弥夏:1、杉田 治:1、大田 和道:1、戦 泰和:1、湯浅 健司:1、寺尾 尚民:1

1:(医)尚腎会 高知高須病院

 

【目的】当院では2008年よりHCV感染透析患者にインターフェロン(IFN)療法を積極的に行っている.これまでの治療成績や問題点を検討する. 【方法】対象は当院に通院している70歳未満のHCV感染透析患者で同意の得られたもの.IFN療法はPEG-IFNα-2a単独療法で90~135μg/weekを治療反応性に従って24~72週投与した.ウイルス量の推移,治療完遂率,治療成績,血液生化学検査等を検討した. 【結果】対象患者28例のうちIFN療法に同意したものは15例(55.6%)で,うち10例がgenotype 1b高ウイルス量であった.ウイルス学的反応性はRVR1例,cEVR2例,pEVR10例,無効2例であった.治療完遂率は24週86.7%,48週71.4%,72週18.2%であった.現在治療途中のものを除くSVRは3例(21.4%)で非透析患者とほぼ同等であった. 【まとめ】HCV感染透析患者においても非透析患者と同様にIFN療法は行えるが,透析患者における治療成績の向上には,いかに中止率を抑えて治療を完遂させるかが重要である.

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