演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血漿交換療法(PE)を施行した血栓性微小血管症(TMA)の予後予測

演題番号 : O-0609

竹前 宏昭:1、原田 真:1、戸田 滋:1、紺谷 佳代子:1、大久保 健太郎:1、橋本 幸治:1、上條 祐司:1、高橋 寧史:2、新倉 秀雄:2、西澤 理:2、樋口 誠:2

1:信州大学医学部附属病院 腎臓内科、2:信州大学医学部附属病院 血液浄化療法部

 

【目的】TMAの予後予測因子について検討した。 【方法】過去5年間に当院でPEを施行したTMA8症例を後ろ向きに解析した。最終PE終了後に血小板数10万以上かつ血液浄化療法を離脱したものを寛解とした。寛解群(3例)と非寛解群(5例)で諸因子を比較した。 【結果】両群ともTMAの原疾患に一貫とした傾向はなかった。両群間で、併用治療、PE施行前の臨床検査値、初回PEの反応性に有意差を認めなかった。寛解群ではPE施行3回以内で寛解状態に至り再燃を認めなかった。非寛解群の平均PE施行回数は9.6回であり、3/5例が維持透析となった検査値による予後予測は困難であったが、数回のPE反応性が予後予測に有用である可能性がある。数回のPEにて寛解に至らない場合は予後不良と考え、病態に応じた追加治療を検討すべきと考えられた。

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