演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ABO型不適合腎移植前の二重濾過血漿交換法(DFPP)における循環動態の管理について

演題番号 : O-0604

松本 浩伸:1、高木 裕架:1、相原 輝乃:1、峠 明香:1、井上 一也:1、田井 裕也:1、別府 政則:1、森長 慎治:1、光家 努:1、山中 正人:2、沼田 明:2

1:高松赤十字病院 医療機器管理課、2:高松赤十字病院 泌尿器科

 

【対象・方法】2008年~2010年までの4症例を対象とした。クリットラインモニターによる循環血液量変化率(BV%)をモニタリングし、BV%より血圧管理を行った。BV減少率を10%以内を目標とした。【結果】DFPPの開始よりBV%の経時的変化は、症例1は30分後-3.7%、60分後-6.7%、150分後-6.9%、症例2は30分後-5.6%、60分後-6.6%、180分後-9.8%、症例3は30分後-2.3%、60分後-4.4%、270分後-13.3%、症例4は30分後-1.7%、60分後-3.9%、210分後-5.6%であった。【考察】症例3は最大減少率が10%以上となったが、二次膜圧の上昇がみられたため、血漿成分分離器の目詰まりによるものと考えられ、置換液のアルブミン濃度調整は適していたと思われる。BV%が低下しているにも関わらず血圧低下が起きていない症例もあり、今後はBV%だけでなく、プラズマリフィリング速度の経時的な観察も必要であろう。

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