演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

侵襲性肺炎球菌感染症(腸腰筋膿瘍、髄膜炎、敗血症)、多臓器不全に血液浄化療法を施行した1例

演題番号 : O-0583

宮尾 暁:1、鈴木 啓士:3、堀越 佑一:1、安達 崇之:1、九鬼 隆家:2、柴原 宏:2、池田 太郎:3、上條 謙:4、岡本 英明:4、高橋 進:5

1:JA相模原協同病院 初期臨床研修医、2:JA相模原協同病院 血液浄化センター、3:JA相模原協同病院 整形外科、4:JA相模原協同病院 放射線科、5:日本大学大学院

 

【症例】60歳代男性 【主訴】意識障害 【現病歴・経過】腰痛症にて近医通院していた。発熱、右下肢痛出現し、突然、意識障害、ショック状態となり当院へ救急搬送された。来院時血液検査所見にて炎症反応上昇、肝機能障害、腎機能障害あり、多臓器不全を認めた。CT、MRIにて腸腰筋膿瘍、硬膜外膿瘍、椎体炎、椎間板炎を認めた。髄液穿刺にて細菌性髄膜炎と診断され、抗生剤投与に加え、急性血液浄化療法(HF、CHDF、PMX)を施行し、意識状態、全身状態は著明に改善した。尿・血液・髄液から肺炎球菌が検出された。CTガイド下に腸腰筋膿瘍ドレナージを行い、現在、全身状態は安定している。 【結語】侵襲性肺炎球菌感染症による多臓器不全に対し急性血液浄化療法が有効であった1症例を経験したので報告する。

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