演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

CRRTを施行した敗血症性AKI患者の予後と関連因子の検討

演題番号 : O-0582

吉村 規子:1、奥村 博一:1、上田 紘平:1、竹崎 佐弥香:1、木村 啓志:1、津田 正子:1、寺内 茂:1、磯野 元秀:2

1:大津市民病院 臨床工学部、2:大津市民病院 内科

 

【目的】持続的腎代替療法(CRRT)を施行した敗血症性急性腎傷害(AKI)患者の予後とその関連因子の検討。 【対象・方法】当院で2008年1月から2010年12月までCRRTを施行した敗血症性AKI患者23名を生存群と死亡群に分け、CRRT開始時の血液検査及び臨床所見を比較した。 【結果】23名中8名が死亡し、死亡率は34.8%であった。平均臓器障害数は、生存群2.47、死亡群3.62であり、臓器障害が多いほど死亡率は上昇した。臨床所見(血圧、脈拍、尿量)および検査所見(血算、肝、腎機能、凝固、血液ガス)のうち、1日尿量(生存群1435ml、死亡群432ml)と血小板数(生存群174533/mm3、死亡群73500/mm3)は死亡群で有意に低値であった。 【結語】敗血症性AKI患者の予後は不良であることが知られているが、早期に尿量や血小板数を評価し、適切な治療を開始することが、救命率の向上につながる可能性がある。

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