演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者での心機能スクリーニングとしてのNT-Pro-BNPの意義

演題番号 : O-0573

有阪 弘明:1、西野 克彦:1、堀越 亮子:1、井上 真:1

1:茨城県立中央病院 透析センター

 

【目的】NT-Pro BNPは、BNPと異なり、半減期が120分と長く、透析性があるが、酵素代謝ではないため特に外注先の搬送方法によらず安定しており心機能を適切に判断できると考えられると注目されている。今回、透析前に計測することによりクリティカルな心疾患のスクリーニング検査として意義があるかと検討した。 【方法】当院外来通院患者、冠動脈造影などの他院からの臨時透析患者を透析前後でNT-Pro BNP、hANP、心臓超音波検査を行った。 【結果】透析性は4時間透析で14~32、6時間で20~54、8時間で33~75%であった。hANPとBT-Pro BNPは独立因子でありhANP値による補正は不要と考える。心疾患保有者は6000~7000以上であることがわかった。動脈硬化性ASの予後判定にも使用可能と考えられた。 【結語】透析患者での心疾患のスクリーニングとして透析前にBT-Pro BNPを測定することは簡便で有用な検査と考えられた。

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