演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

慢性透析患者に対する日帰り冠動脈造影

演題番号 : O-0571

清水 明徳:1、石川 恵理:1、河本 浩子:2

1:心臓病センター榊原病院 内科、2:岡山大学 医歯薬学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学

 

透析患者は冠動脈に石灰化が著明なため冠動脈CTで正確な評価が得られないことがある。心臓病センター榊原病院では可能なケースにおいては日帰り冠動脈造影を施行している。【日帰り冠動脈造影の一連の流れ】朝8時に入院。8時30分に合同の冠動脈造影に対する説明会を施行した後に冠動脈造影を施行している。アプローチは原則として非シャント肢の上腕動脈で行っている。5時間程度圧迫止血した後に、異常がないことを確認して夕食前に退院となる。翌日朝、異常の有無を電話で確認し通常通りの血液透析をお願いしている。【結果】過去2年間に施行した日帰り冠動脈造影は2866件であった。そのうち透析患者は172人(約6%)であった。日帰り冠動脈造影からカテーテル治療になったものが56例、冠動脈バイパス術になったものが8例あった。日帰りから入院延長になったものが4例(2.3%)あったが特に問題となるような合併症は認めなかった。【まとめ】日帰り冠動脈造影は慢性透析患者でも安全に施行でき有用な検査であった。

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