演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析療法別のホモシステインの動態の検討

演題番号 : O-0570

宮澤 法幸:1、塩澤 勉:1、田村 克彦:2、長澤 正樹:2、羽生 登:3、本田 孝行:4、日高 宏哉:5

1:篠ノ井総合病院 臨床工学科、2:篠ノ井総合病院 腎臓内科、3:篠ノ井総合病院 臨床検査科、4:信州大学 医学部臨床検査医学講座、5:信州大学 医学部保健学科

 

【はじめに】含硫アミノ酸の一つのホモシステイン(Hcy)は、動脈硬化の独立した危険因子であるが、その機序の詳細は不明である。今回は透析療法別の血清Hcyの除去について検討を行った。 【対象・方法】当院維持透析患者より、透析療法別に患者を5人ずつランダム抽出し、透析前後のHcy濃度を比較検討した。また、Hcyの除去によって血清Hcy濃度と排液のHcy濃度の因果関係も調べた。 【結果・考察】On-Line HDF継続施行者はHD施行者に比べて透析後Hcy濃度は有意に低値であった。Hcy除去率は、HDでは30~50%、On-Line HDFではpre、postとも65%以上の高いHcy除去率を示した。HDではIV型よりV型のほうがHcy除去率が高かった。また排液のHcy濃度は感度が不十分で測定できなかったが、今後継続して検討していく予定である。 【まとめ】HDとOn-Line HDFを比較すると、On-Line HDFが血清Hcy濃度を低値に維持できることがわかった。

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