演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持透析患者の早朝高血圧に影響を与える因子について

演題番号 : O-0545

谷田 秀樹:1、伊東 稔:1、小鹿 雅隆:1、工藤 健一:1、関 明子:2、田苗 美佳子:2

1:矢吹病院 内科、2:天童温泉矢吹クリニック 透析室

 

【はじめに】早朝高血圧は脳心血管合併症をともないやすく、しばしば患者の予後を損なう。今回我々は維持血液透析患者の自宅起床時及び透析開始時血圧を比較し、早朝高血圧に影響を与える因子について検討したので報告する。 【対象と方法】対象は当法人クリニックに通院中の外来血液透析患者81名。2010年6月の一週間に自宅起床時及び透析開始時に血圧を測定した上で正常血圧群、高血圧群、早朝高血圧群の3群に分類し、体格指標および透析患者の栄養指標であるMalnutrition Inflammation Score(以下MIS)との関連について検討した。 【結果】高血圧群に比し、早朝高血圧群では有意にDWは低かった。またBMIは正常血圧、高血圧、早朝高血圧群の順に下がる傾向にあった。MISは正常血圧群が最も良く、次いで高血圧群、早朝高血圧群の順であった。 【考察】早朝高血圧は動脈硬化との関連も報告されている。今回の検討で低栄養やるいそうとの関連も疑われ、それ自体がMIA症候群の症状の一つである可能性がある。

前へ戻る