演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

新規酸化ストレスマーカーである血漿プラスマローゲンの血液透析導入前後における変化についての検討

演題番号 : O-0540

奈倉 倫人:1、兒島 憲一郎:1、大熊 慶子:1、上田 修子:1、矢野 弘史:1、泉川 由布:1、山崎 ちひろ:1、本間 仁:1、種本 雅之:1、前場 良太:2、岡崎 具樹:2、内田 俊也:1

1:帝京大学医学部附属病院 腎センター、2:帝京大学医学部 生化学

 

【目的】プラスマローゲン(Pls)はグリセロリン脂質の1つでラジカル消去作用、コレステロールの酸化感受性低下作用などから内因性抗酸化物質としての役割が報告されている。血液透析(HD)導入前後での変化を検討した。 【方法】HD導入患者7名(HD群)とCKDステージ1-3の患者5名(対照群)の血漿Plsを比較した。また、HD導入後6か月まで経時的に測定した。 【結果】HD導入前のPlsは対照群に比べ有意に低値であった(66.6μM vs. 123.0μM, p=0.01)。HD群ではHD導入後からPlsの上昇傾向が認められた。 【結論】HD導入前には抗酸化能が低下していることが認められ、HD導入により軽快する傾向があったが、なお長期の観察が必要である。Plsは新規の酸化ストレスマーカーとして注目される。

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