演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における腎性貧血治療アルゴリズムの検討

演題番号 : O-0537

高田 琢磨:1、三浦 隆義:1、成田 一衛:2

1:長岡中央綜合病院 内科、2:新潟大学医学部 第二内科

 

【目的】腎性貧血治療アルゴリズム(以下RATA)を作成、導入することによる影響を検討した。 【方法】当院で維持透析中の患者56名を対象に、2010年3月からRATAを導入した。Hb目標値は11.0±1.0g/dLとし、Hb変化のトレンドならびに血清フェリチン値を指標に、ダルベポエチンとフェジンによる治療を行った。RATA導入以前(2009年9月~2010年2月)、RATA導入後(2010年3月~10月)の各種パラメータの推移について比較検討した。 【結果】RATA導入後、Hb値は安定に推移し、2010年10月時点で平均Hb値11.3g/dLであった。また、RATA導入時点でのHb別で推移を比較したところ、Hb<11g/dLの患者群ではHb上昇が認められたが、Hb≧11g/dLの患者群では、導入後Hbが一時的に低下し徐々に目標値である11.0g/dLに推移した。ダルベポエチン投与量については、透析歴、原疾患等に関わらずRATA導入前後で顕著な差は認められなかった。以上のことから、今後は、RATAの減量基準の修正を検討する必要があると思われる。 【結論】RATA導入により安定した貧血管理が可能であった。

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