演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院の慢性透析患者におけるHb値の管理状況とその背景

演題番号 : O-0535

信太 寛和:1、渡部 優:1、今田 深雪:1、儀間 充:2、菊池 健次郎:2

1:北海道循環器病院 薬剤科、2:北海道循環器病院 循環器内科

 

【対象】当院の外来慢性透析患者で2009年2月から6カ月間継続して観察し得た15例。 【方法】Hb値が、10g/dL以上を達成群(n=10)、10g/dL未満を低値群(n=5)に分け、年齢、性別、透析歴、基礎・合併疾患(CVD、DMの有無)、Ca×P値、intPTH、電解質、栄養状態、鉄剤の投与量、ダルベポエチンアルファ(以下、DA)の投与量、透析前血圧、透析間体重増加率、透析条件を後ろ向きに調査し、Hb値との関連性を分析した。尚、調査項目は6カ月間の平均値を用いて評価した。 【結果】達成群は、いずれも有意に低値群に比べてDAの投与量(P=0.010)が少なく、透析時間(P=0.018)が長く、nPCR (P=0.037)が大きく、血清Mg値(P=0.036)が高かった。また、達成群は低値群に比べてKt/V(P=0.066)が大きい傾向が認められた。 【考察・結論】当院の慢性透析患者においてHb値を良好に管理するためには、DAの投与量以外に、十分な透析量確保に加えMg動態の関与の可能性が示唆された。

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