演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

自治医科大学における未透析腎移植の現状

演題番号 : O-0508

木村 貴明:1、石川 暢夫:1、藤原 岳人:1、佐久間 康成:1、貫井 昭徳:1、安士 正裕:1、八木澤 隆:1

1:自治医科大学 腎臓センター 外科部門

 

【はじめに】透析導入前に行う腎移植(preemptive腎移植)成績は、透析導入後の移植より良好である報告されている。当院で実施したpreemptive腎移植について報告する。【対象方法】2003年4月から2010年11月まで当院で施行した腎移植は113例であった。このうちpreemptive腎移植は8例であった。これら8例を対象とし、背景、合併症、移植成績につき検討を行った。【結果】レシピエント平均年齢は38.5±13.8才で、男性3例女性5例であった。ドナー平均年齢は54.1±15.4才で、男性1例女性7例であった。親子間が6例、夫婦間が2例であった。2例が移植直前に3回の血液透析を行った。術後合併症として1例が尿漏のため再手術を必要とした。3例が急性拒絶反応を合併しステロイドパルス治療を行った。4例にサイトメガロウイルス抗原血症を認めたが免疫抑制剤の減量のみで消失した。2011年1月の時点で全例が生存、生着している。【結語】当院におけるpreemptive腎移植の短期成績は生存率、生着率とも100%であった。

前へ戻る