演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当科でのrituximab投与脾臓温存ABO血液型不適合腎移植の成績

演題番号 : O-0506

三宮 彰仁:1、岩藤 和広:1、工藤 真司:1、白井 博之:1、甲斐 耕太郎:1、石井 保夫:1、村上 徹:1、小山 一郎:1、中島 一郎:1、渕之上 昌平:1

1:東京女子医科大学 第3外科

 

【目的】rituximabを投与し、脾摘を温存するABO血液型不適合腎移植症例の続報を報告する。【方法】2007年3月から2010年12月までにrituximabを投与し、脾摘を行わなかったABO血液型不適合腎移植症例77例を対象とし比較検討した。77例中血縁者間は32例、非血縁者(配偶者)間は45例であった。1例目から13例目まではrituximab 500mgを移植前に投与したがその後漸減し現在は100mgを投与している。Rituximabの他にbasiliximab/TacまたはCsA/MMF/MPにより導入した。移植前に二重濾過血漿交換(DFPP)あるいは血漿交換を行い、抗ドナー血液型抗体価を32倍以下に低下したことを確認し移植を行った。【結果】4例に拒絶反応を認めた。2例が細胞性拒絶反応で、2例が抗体関連型拒絶反応であった。いずれも軽快した。77例中1例が死亡、1例が原疾患の再発により移植腎廃絶となった。【結論】rituximab投与脾臓温存血液型不適合腎移植において良好な成績を維持している。

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