演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

先行的腎移植に対するCKD担当医への認識調査

演題番号 : O-0503

原田 浩:1、堀田 記世彦:1

1:市立札幌病院 腎臓移植外科

 

【目的】先行的腎移植(PRT) は本邦では普及が遅れている。理由としてPRTの理解不足、紹介時期の遅さなどが考えられる。CKD担当医の腎代償療法(RRT)に対する理解アンケート調査にて行った。  【方法】CKD担当医にアンケートを配布し、RRTの認識調査を行った。  【結果】回収率は25/42(59%)であった。回答者の構成は67%の腎臓内科医を中心とした。92%が透析を担当し、60%が腎移植患者を診療していた。54%が透析医療は腎移植までのつなぎの医療と考え、72%が腎移植、透析療法を公平に勧めていた。PRTに関しては64%が十分な知識があり、PRTは76%から提示された。PRTを勧めるGFR(ml/min/mm2)は30以下が37%、20以下が26%であったが、15以下も37%にみられた。64%がsCr(mg/dl)で5.0を越えて初めて紹介していた。腎移植医へは紹介患者の結果の詳細(24%)や、最新の移植医療の情報の提供(48%)を希望していた。  【結語】腎移植、さらにはPRTを容認する限られた構成ではあったが、依然紹介のタイミング遅延がみられた。CKD担当医への正しい知識の提供がPRT増加への鍵を握る。

前へ戻る